社会人はどのように医学部予備校を選べばいいのか解説いたします。
医学部予備校徹底比較!医学部合格を本気で目指す人必見
  1. 女子は医学部に入りにくい?

社会人でも間に合う!医学部合格を目指すための医学部予備校の選び方

社会人が医学部を目指す上での心構え

社会人が医学部を目指す上での心構え

「現役時代に目指していた医学部を学力的に一度諦めたが、やっぱり医師になりたい」「現役時代には医学部は視野になく他学部に進んだが、社会で色んな経験をして医師になりたいと思った」「一度社会に出たが収入に対する不満や不安から、高収入が期待できる医師を目指したいと思った」など、一度別の道で就職したあとに、再度受験して医学部を目指すという社会人が近年多くなってきています。

医学部を受験する際に年齢が高くなると合格しづらいという話を聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。確かに医学部は難関であり、20代後半以降の医学部合格者の割合は少ないのが現状です。年を重ねると、医師になってから働ける期間が短くなってしまうという側面もあります。

ですが、30代を超えても合格している人は確かにいるので諦める必要はありません。ただし、社会人が医学部を目指すということは相当の覚悟を持って受験へ取り組む必要があるといえるでしょう。

年齢が不利にならない志望校選びが大切

先述したように、大学によっては年齢が受験に不利になるような試験の採点設定を取り入れている大学もあります。年齢の低い現役受験者の方が医師になってから働ける期間が長いため、面接などで優遇しているといったパターンです。

社会人が医学部受験をするなら、志望校が年齢に対して寛容な学校を選んでいくことが重要になるでしょう。大学ごとの試験の傾向をよく調べて志望校を決めていきましょう。社会人になってからの医学部合格には、戦略が何よりも大切です。

また、費用の面から国立大学のみを志望校とする人も多いですが、国立大医学部は難易度が高いだけでなく、センター試験と二次試験のどちらの対策もしなけらばならないという難しさがあります。さまざまな情報を収集してから志望校を選んでいきましょう。

医学部の難易度は高いことを理解しておく

医学部はさまざまな学部の中でも最も受験の難易度が高い学部の一つです。現役生を含めてまわりの受験生も総じて学力が高く、その中で戦っていくことになります。

国立大学の医学部では、偏差値65程度から、高いところでは偏差値70を超える大学もあります。私立大学の医学部では、偏差値65〜70程度のところが多く、最低でも偏差値60は超えてくるでしょう。

医学部の中では簡単な大学でさえ難関校に入ります。医学部はなんとなく勉強していても合格するのは難しく、しっかりと受験勉強を行う必要があるということを理解して各大学の対策や事前準備に取り組む必要があります。

社会人からの医学部合格は難しいという事を理解しておこう

社会人からの医学部合格は難しいという事を理解しておこう

社会人で医学部を再受験する場合も現役で受験する場合でも、大学が求めるレベルというものは変わりません。現役生や浪人生は多くの場合、受験勉強だけに集中できる環境が整っています。しかし、社会人の多くは仕事をしながら受験勉強をすることになりますよね。1日8時間働いて帰ってきてから勉強する人と、1日中勉強のことだけを考えておけば良い人とではどちらの方が合格しやすいかははっきりしているでしょう。

時間がない社会人で医学部を再受験する人にありがちなのが、睡眠時間を削って受験勉強をするパターンです。現役受験生に比べて時間がないので、ある意味しょうがないことともいえます。しかし、寝不足で疲労が蓄積している状態で勉強しても、パフォーマンスが上がらないので学力が思うように身につきません。逆に、社会人で時間がない人こそ睡眠時間を削らずに、いかに短時間で効率よく勉強するかが大切になってきます。

医学部というのは小さな頃からずっと勉強をがんばって有名な進学校に進んで、勉強に取り組んできた現役の受験生でさえ合格するのが難しいものです。一度勉強から離れてしまった社会人が勉強のカンを取り戻して合格にこぎつけるのは大変なことです。

医学部に合格したいなら、今すぐ医学部再受験についての正しい知識を持っている人に相談し、すぐに勉強を開始する必要があります。

社会人が医学部合格するために必要なこと

社会人が医学部合格するために必要なこと

医学部というのは難易度が高く、社会人で再受験するならさらに相当の覚悟を持って受験に取り組む必要があるということが分かりました。では、社会人が医学部に合格するためには、具体的にどのような取り組みが必要なのでしょうか。

受験に集中できる環境を整える

社会人が今から勉強して医学部に合格するのは簡単なことではありません。強い意志と覚悟をもって受験勉強に取り組む必要があります。

仕事をしながら限られた時間で勉強しなければならなかったり、仕事を休職・退職してからなるべく短期間で合格までこぎつけたいなど、それぞれ事情を抱えていることでしょう。

勉強に集中して取り組むためには、集中できる環境を整えることが大切です。そんな課題があるときには、予備校や大学受験塾などに入ることでたいていは解決します。

時間とお金の計画を立てる

社会人になってから受験するときに考えておきたいのが「時間」と「お金」です。現役受験生のように家族がサポートしてくれるのであれば良いですが、社会人の場合、自分で受験に必要なお金を準備するという方がほとんどではないでしょうか。

受験に集中するためにはあらかじめある程度の資金の計画を立てておく必要があります。合格するためには1年かかるのか、2〜3年かかるのかによって必要な資金も変わってきます。まずは自分の場合はどのくらい時間がかかるのか、予備校のカウンセラーなどに相談してみることをおすすめします。

自分に合った予備校を選ぶ

医学部を再受験する場合、予備校にサポートしてもらって勉強するという方が多いかと思います。予備校は短時間で効率よく勉強する試験対策のノウハウも蓄積していますし、自分の得意不得意や学力などを考慮した受験校選びのサポートもしてくれます。

予備校の形態は、大人数で授業を受けるタイプと少人数やマンツーマンで教えてもらうタイプとがあります。

大人数タイプは大手予備校に多いため、膨大なデータを蓄積していることや同じ予備校に通う仲間とライバル意識を持って切磋琢磨していけることがメリットです。しかしながら、人数が多いために講師に質問しづらいことや、勉強をサボっていてもばれないために自分のことは自分で管理していかなければならないというデメリットもあります。

少人数タイプの予備校では1人1人の理解度によって授業を進めてくれるというメリットがあります。マンツーマンのところではその人専用のカリキュラムを組んでくれるところもあります。

予備校によってそれぞれ特徴があるので、自分に合った予備校を選んでいくと良いでしょう。また、国立大学なら基礎学力重視、私立大学ならその大学によって試験の特色はさまざまです。自分の志望校の合格実績があり、勉強方法のノウハウを持っている予備校を選んでいくことも大切です。

医学部へ編入するという選択肢

医学部へ編入するという選択肢

最難関の医学部に入る方法として、現役生や浪人生といっしょに再受験するという方法以外にも実は選択肢があるというのを知っていますか?

そのもう一つの選択肢が「学士編入」という方法です。「学士編入」とは、四年制大学の卒業者・卒業見込み者が、それまでの専攻とは別の学部や学科に編入する制度です。編入の場合は教養課程を飛ばして専門課程から学ぶことができます。医学部の場合はほとんどの大学で2年次から専門分野が始まるので、編入生は2年次から学ぶところがほとんどです。

ただし、すべての大学で編入を受け入れているわけではないので、編入を狙うなら編入制度を取り入れている大学を選ぶ必要があります。

編入試験は競争率が高くなっています。しかし、現役受験生と戦う必要がなく、一般試験とは受験対策が違うので、再受験と編入試験を併願する人は少ないという傾向もあります。そのため、ライバルが限られてくるので「学士編入」という選択肢は社会人で医学部を目指す人にとって、一種の「抜け道」であるともいえるでしょう。

編入試験の内容は大学によってさまざまで、一般入試より少ない科目数で受験できたり小論文や面接を取り入れているところもあります。自分の得意科目などから「一般再受験と学士編入のどちらが良いのか?」「どの大学を受験するのか?」「その対策はどうするのか?」を考えていく必要があります。

それらを自分1人でイチから情報収集するのは大変です。そのため、受験へのノウハウと合格実績を持っている予備校に相談した方が良いでしょう。頼りになる予備校を見つけて相談することは、医学部へ合格する近道です。

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